親知らずが痛くなる原因
・親知らずの周りの歯茎の炎症
よくあるのが親知らずの周りの歯茎が腫れて痛くなるパターンです。
専門用語で「智歯周囲炎」と呼びます。これは歯茎の周りに汚れがたまって歯茎が炎症を起こし、痛みを引き起こしています。
口腔外科
Oral surgery
Oral surgery
歯の病気が原因であごや顔全体に発生した疾患や、腫瘍、顎関節症などの処置、親知らずの抜歯などを行うのが口腔外科です。歯だけに関わらず、お口周辺の不具合全般を相談できます。外科的な処置はもちろん、口臭や神経性の疾患など、内科的疾患も診療対象となります。口腔外科では、患者さんの口や顎、顔の悩みや不具合が解消し、生き生きと健康的に生活できる状態を整えることを目指しています。
親知らずは上下の歯の一番奥にある大きな歯を指します。前から数えて8番目の歯です。これは誰にでもあるわけではなく、生まれつき親知らずがない人もいます。また、歯茎の奥に潜ったまま生えてこないこともあるため、親知らずがあるかないかはレントゲン撮影をしないと分かりません。親知らずは抜歯をした方が良い場合もあります。具体的には他の歯に悪影響を及ぼしている場合や、噛み合わせに参加していない場合です。
よくあるのが親知らずの周りの歯茎が腫れて痛くなるパターンです。
専門用語で「智歯周囲炎」と呼びます。これは歯茎の周りに汚れがたまって歯茎が炎症を起こし、痛みを引き起こしています。
親知らずに虫歯ができると非常に進行しやすいです。
これは親知らずが奥に生えており歯ブラシが届きづらいことや、生える向きが悪いことが原因です。
虫歯が進行して神経に達すると強い痛みが起こすことがあります。
親知らずがしっかり生えてこず半分ほど埋まっている状態の時、まれに起こります。
反対の歯が歯茎を咬み込んでしまうと歯茎が腫れて痛くなります。
※デメリットに関しては歯の状態や位置によって様々です。事前にしっかり説明させていただきますのでご安心ください。
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当院では歯科での抜歯に強い恐怖心がある方には静脈内鎮静をお勧めしています。
静脈内鎮静というのは点滴をイメージしていただければと思います。
点滴をしお薬でリラックスした状態で辛い記憶など一切なく抜歯することができます。気がついたら抜歯が終わっています。
もし興味があればご相談ください。
簡単な抜歯であれば15分ほどで完了します。難しい抜歯は30〜60分ほどかかります。
保険の3割負担で
簡単な抜歯 3000円ほど
難しい抜歯 5000円ほど
となっております。
痛みは長く続く場合でも2週間以内におさまることが多いです。穴は3ヶ月でほぼふさがります。
歯周病や虫歯が進行したり、歯の根が割れてしまったり、炎症を起こした場合などに抜歯をします。
また、歯列矯正を行う際、並べる歯に対して顎が小さ過ぎる場合も上下の歯を抜いてバランスを整えることがあります。
それだけでなく、親知らずが斜めに生えている、他の歯を押して痛みがあるなど、悪い影響を与えると判断された場合も抜歯の処置をします。
抜歯の方法や手術のやり方はさまざまです。不安や疑問は遠慮せず質問してください。
顎関節症になると、口を開けるときや閉じるとき顎関節からカクンという音がしたり、痛さで口が開けにくくなります。
また、口だけでなく肩こりや腕、指が痺れる、頭痛がする、耳や鼻がおかしいという症状が出ることもあります。
顎関節症になる原因は様々です。咬み合わせがアンバランスであったりストレスが強い場合、頬杖や睡眠時の姿勢など、日常生活の癖が原因で片側の頬に力がかかりすぎていることが考えられます。
顎関節症は生活習慣を変えることで症状が軽くなりますし、マウスピースをはめて咬み合わせを調整する方法も有効です。
口が開きにくい、痛みを感じるという場合、早めにご相談していただければ幸いです。